いびき・歯ぎしり・睡眠時無呼吸症候群について
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いびきや歯ぎしりでお悩みの方へ
いびきは、睡眠中に気道(鼻や喉)を呼吸の空気が通過する時に、何らかの原因で気道が狭くなって発生します。お酒を飲んだ時などの寝入りばなにかく、一時的ないびきは心配ありませんが、ベッドパートナーの睡眠を妨げるような大きないびきは医学的に治療が必要です。
歯ぎしりは、歯の不正咬合いや精神的ストレスからくる上下の歯をギリギリ擦り合わせたり、歯を力いっぱいくいしばったり、上下の歯をカツカツと軽く噛み合せたり、いびき同様にベッドパートナーに嫌がられる悪い癖です。
しかし、ベッドパートナーから文句を言われても自分自身ではどうすることもできません。いびき・歯ぎしりは、専門医による正しい診断、適切な治療で悩み、苦しみから解放されます。当クリニックの専門外来をお気軽に受診ください。
怖い睡眠時無呼吸症候群
睡眠中に、気道の咽喉部が完全に塞がってしまうと、呼吸が一時的に停止します。そして窒息状態になります。この無呼吸が原因で深い眠りが得られず、目覚めがスッキリせず体がだるかったり、昼間に強い眠気が襲ったりします。また、無呼吸が1時間に20回以上に達するような中症から重症になると心筋梗塞や脳卒中を引き起こしたり、高血圧、糖尿病の原因になります。このような危険な睡眠時無呼吸症候群は大いびきをかく人の7割にみられると言われています。当クリニックの専門外来をお気軽に受診ください。
こんな人たちに多い、いびきと睡眠時無呼吸症候群
- 太っている(首が太くて短い)
- あごが小さい
- 舌や軟口蓋(咽喉の奥の肉ひだ)が肥大している
いびき・歯ぎしり・睡眠時無呼吸症候群の治療
当院では、患者さんに負荷のかからない口腔装置治療を実施しています。口腔装置治療では、下顎を前方に突き出した形態のマウスピースを装着して寝ることにより気道を拡げ、いびきや無呼吸を軽減します。また、歯ぎしりにも同様に歯を守るためのマウスピース(ナイトガード)が効果を発揮します。尚、口腔装置治療は睡眠検査施設で終夜睡眠検査を受けてマウスピース適応と診断された場合にのみ適応となります。